セミナー運営で翻弄

セミナーを進める役に任命され、(慣れない仕事で)多忙な毎日が続いていました。今週に本番がやってきます。毎日、電話をかけたりメールを出したり、業者と打ち合わせしたりで、SEの仕事ではありませんでした・・・。
セミナーの内容は今流行の「内部統制」。
少しネタを明かすと、以下の「落としどころ」に持ち込みたいと思っています。(IT業界としての意見ですが。)

  1. 日本版SOX法が施行されると、文書化の作業にコストがかかる。その作業自体を軽減し、持続可能性のあるものにするためにはITが必要
  2. 企業のビジネスとITは切っても切れない関係にある→IT統制が重要である。→したがってIT統制を行うために今すぐにでもITガバナンスを構築し、前準備をしっかり行う必要がある。
  3. せっかく内部統制を構築するいい機会なのだから、全社的にビジネスプロセスを見直し、効率化するべきである。(BPRの視点)

内部統制を構築するために、企業は全てのIT投資の1割程度を内部統制に関わるコストとして想定しているとのことです。この数字だけ見れば、あまり大きなビジネスにならないと思う方もいるでしょうが、世の中の大企業が真っ先に取り組む内容ですので、そう悪くないと思いますし、IT業界はビジネスを狙っていくべきだと思います。今年度は忙しくなって、うれしい悲鳴をあげたいものですね。