Oracle E-Business Suiteのアドオン開発をするためのJ2EEフレームワークに、OA Frameworkがありますが、このBLOGでも何度が取り上げてます。
今日は、DBアクセスについて取り上げたいと思います。
OA FrameworkのModelの実装は、BC4Jを利用しています。BC4Jのお作法に乗っ取ると、Entity Objectを作成し、View Objectで項目を抽出する。というO/Rマッピングによる実装が基本となっています。
しかし、EBSの標準モジュールのソースをよくよく見てみると、Entity Objectを作らないのが一般的なようです。
- 参照(SELECT)の場合
一覧などを表示させる処理の場合は、JDeveloper ビュー・オブジェクトエディタを使用して、直接SQLを記述します。
- 更新系(APIコール)の場合
Application Moduleにて、ストアドを呼び出す処理を追加します。
以上から、EBSのアドオン開発には、直接EBSのテーブルに対して更新するのはそもそもご法度なので、Entity Objectを作成せずに、参照する場合はView Objectに記述。更新など処理をする場合は、元々あるPL/SQL APIをApplication Moduleにてコールしてあげる、といった方針になると思います。